SDGsカードゲーム体験(1)
久しぶりです!zoominです!
最近しばらく更新が途絶えてました…すみません。
仕事の日などにケータイから書き込もうと思っていたのですが、通信容量がかかってしまうのでは?という懸念からなかなか書き込めず…今も自宅のPCから書いてます。
格安SIMは安いのはありがたいのですが、通信の容量が少ないのが玉にキズですね。
自宅のルーターを使って何とかやりくりしている日々でございます。
それはさておき、タイトルにある通り、SDGsカードゲーム体験をしてきました!正式名称は2030SDGsですね。
以前から楽しみにしていたこのゲーム、やはり楽しかったです!自分は個人で申し込んでふらふらと参加したのですが、参加者の中にはスーツ姿の人も結構いました。それもそのはず、こちらビジネス研修としての側面もあるようでして、知らずに私服で行った自分は少し浮いたような気もしました。
早速、肝心のゲーム内容ですが、参加者はチームでミッション達成を目指します。僕が参加した会の参加者は19人で、二人一組でチームを作り(一人チームが一つで)全部で10チームできました。それぞれのチームにはランダムにミッションが与えられ、このミッションを達成することが勝利条件となります。いえ、違いますね。「与えられたミッションを達成することを目標として頑張る」のほうがより正しい言い方な気がします。
なぜわざわざ訂正したかというと、普通のボードゲームでは(それが協力型にしろ対戦型にしろ)、基本的には勝利と敗北というものがあります。ですがこのゲームにおいては勝利や敗北としてとらえるのではなく、実際の世界や人生と同じようにとらえたいという思いがあったからです。だってミッション達成できなかったら敗北って嫌すぎるでしょ。たとえそれが達成できなくたって素晴らしい人生だってこともあるでしょ。むしろそうでありたいしあってほしいですわ。
話がそれましたが、ミッションは5つあります。
「大いなる富(めっちゃお金を集める人)」「悠々自適(めっちゃ時間がある人)」「環境保護の闘士(めっちゃ環境問題に取り組む人)」、「人間賛歌の伝道師(めっちゃ人と人とのつながりを大事にする人)」「貧困撲滅の聖者」です。
最後の「貧困撲滅の聖者」に関してはゲーム中でもかかわりがなかったのでミッション達成の条件がわかりませんでした…すみません。
参加者は初めにお金と時間が用意され、それを使っていろいろなプロジェクトをこなし、その報酬でそれぞれのミッション達成を目指します。
とここまではよくあるボードゲームな気がするのですが、個人的に面白いなと思ったのが「世界のパラメーター」システムです。これはホワイトボードに青、緑、黄色のマーカーがついていて、それぞれがこの世界の経済、環境、社会を表しているのです。
そしてこれはプロジェクト達成によって随時変化していきます。例えば、「交通インフラの整備」というプロジェクトを行えば経済+1、環境ー1といった具合です。
最初の世界の状況は、青(経済)、緑(環境)、黄色(社会)のすべてが5でした。
これらプロジェクトの達成等を繰り返して、制限時間以内に各自のミッションをクリアしていこう、というゲームなのです。
僕たちに与えられたミッションは「大いなる富」で、環境への意識から参加した僕にとっては「お、おう…」となるものでしたが、そこはやはりゲームなのでどんなミッションであろうと全力です。(全力の使いどころを間違ってるという指摘はナシです。(笑)
ゲームは前半戦、中間結果、後半戦、最終結果という形で進んでいきます。あまり詳しいことは書ききれないので割愛しますが、僕たちのチームは前半戦の時点でミッション達成しました。内心余裕でしたよ、ええ。こちとらそこそこボードゲームやってきてるんでね。ミッションの内容次第とはいえ、達成できないなんてことはちっぽけなプライドが許さないのさ…
前半戦でミッション達成!
ちなみに前半戦は9分ととても短いものでしたが、終わった時点でミッションが達成できていたのは10チーム中3チーム。どやっ。そして世界のパラメーターはどうなっていたかというと…
青(経済):5→18
緑(環境):5→2
黄色(社会):5→6
経済成長すごいな!!
わずか9分で3倍以上ってどんだけ経済活動してんのよ。高度経済成長期かよ。
そして他方、環境の数値がめっちゃ低い!あれか?四大公害病でも発生してるのか?
この辺、実際の世界をリアルに模しているようでとても興味深い結果でした。それぞれが目的を達成するために活動したら、環境を犠牲にして経済がめっちゃ伸びるんか…
簡単な世界の状況を全員が共有したところで後半戦開始。残り7チームがそれぞれのミッションの達成を目指します。
(後半へ続く)